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百畳峠手前のコメツガ
ひゃくじょう



静岡市葵区井川
百畳峠手前

コメツガ
目通り 3.0M
樹高 10.0M

安倍奥最高峰山伏に1時間で登れる
百畳峠300M手前、広場の山側斜面
10M上にこの木は一際目立つように
立っている。モミでもない、ツガでもな
い、葉が蜜で多く独特の雰囲気を持っ
ている。図鑑によれば、温帯上部から
亜寒帯にかけて分布し、大きいものは
樹高30M、直径1.5Mになるものが
あるという。この木も直径1Mはある。
この付近には同様の木が何本か見え
る。安倍奥西山稜もこの辺りまで来れ
ば奥極まったりといえそうだ。


2007,7,29撮影




山伏のコメツガと原生カラマツ
やんぶし





大笹峠から山頂半ばのコメツガ


原生カラマツ



山頂はウラジロモミなどの笹原だ


キャンプ地近くのガレ場で
見た子カモシカ。超望遠で撮る


山頂から50〜60Mの所である
静岡市葵区井川
山伏山頂

コメツガ 最大
目通り 2.1M
樹高 30.0M

原生カラマツ
目通り 1.8M
樹高 25.0M

13日、14日とお盆の夏休みを涼を求
めて安倍奥最高峰山伏2014Mに登
ることにした。
13日は大笹峠手前1qの工事をやっ
ている沢の近くにテントを張る。山でテ
ントで寝たのは久しぶりだ。幕営地の
近くの崖にカモシカが現れじっとこちら
を見ている。翌日は大笹峠に車をおき

山頂を目指す。この道は初めてだが、
尾根道で一部笹に覆われて歩きにく
い所があったくらいでよい道だ。丁度
半ばにコメツガの大木が2本ある。目
通り1.8M、樹高25.0Mほどだ。5
〜6月頃はシロヤシオが咲いていると
いう。1時間くらいと思っていたが30分
であっけなく山頂に着く。天気もよくウ
ラジロモミを取り巻くように笹が一面に
生えている。何十年か前安倍奥の笹
が笹枯れ現象になったことがあったと
聞いたことがあるが、今は膝くらいだ。
いずれもっと高くなるときがあるだろう
か。有名なヤナギランも網で囲われ
保護されているが今にも笹が覆いか
ぶさってしまうのだろうか。遠くに少し
霞んだ富士山、南に十枚山など安
倍奥東山稜の山々がゆったりと見え
る。北には笊が岳が迫力を見せる。
帰ろうとしてヤナギランの網の西側に来ると少し
大きな木が見えた。近づくとコメツガの大木が4
本、それとカラマツだ。このカラマツは自生のも
ので、以前山梨県の櫛形山で見たものと同じよ
うに根元近くで馬の鞍のように幹が分かれてい
る。幼木の時雪の圧力でこのような形になってし
まったのだろうか。自生のカラマツは安倍奥では
貴重なものだ。帰りは林道を雨畑方面に下りる
ことにした。途中早川組の工事現場の斜面に2
〜3本の大木が見えたが斜面に近づけず見学
を諦める。この林道は下にゆけばゆくほど昔の
舗装状態で運転し辛い。それが面白いのかツー
リングのバイクの若者が時々通る。

アクセス
お断りしておくがこのコースは通常日帰りです。
静岡駅や甲府駅辺りを起点にして大笹峠まで車
で3時間くらいはかかるだろう。林道故慎重な運
転が必要だ。所々落石もある。12〜4月頃は冬
季閉鎖なので確認すること。

2008,8,14撮影

今回もカモシカ2頭遭遇!
  
左。大笹峠に行く途中運転中に堰堤の上に逃げる個体を発見。2008年に見た個体と同じかもしれません。場所もほぼ同じです。
右。帰りに最初に見た所から400M位下で、道路を横切り5M位離れた所で木の葉を食べ始めたノンビリやさんです。まだ子どもです。

最初にカモシカを見た付近の山の風景です。上の三角の頂が山伏の山頂付近です。

今日は天気予報では曇り時々晴れでしたが、富士見峠辺りまで来ると小雨が降り霧
も出始めた。林道を奥まで進み県民の森まで来ると濃霧になり行くか諦めるか迷って
しまった。車の中で昼食を取っていると霧が少しずつ薄くなってきたので行ける所まで
行くことにする。山の天気は分からないものだ。霧も晴れ時には薄日も射す天気となっ
てきた。意外や山を下り市街まで来るとかなりの雨が降っていた(2010,5,27撮影)

この写真は大ブナ4辺りの芽吹きの木々です。霧が晴れ薄日に映えた新緑が綺麗でした。


草木奥の大カツラ 


カツラはこの道標から150M先


右斜面上10Mのカツラ
よく見ないと見落としてしまう


カツラ1 上部


その根元 横幅2.8M
6本に幹分かれ


カツラ2 上部 
大きく2本に幹分かれ


その根元


その根元


サワグルミ 根回り4.0M
沢を横切るところにあり


わさび田とログハウス


カツラ3 目通り1.5M

静岡市葵区草木(くさぎ)

大カツラ1 無指定
目通り 7.0M
樹高 25.0M

大カツラ2 無指定
目通り 6.5M
樹高 25.0M

カツラ3
目通り 1.5M
樹高 15.0M
おおびかり      とうほう
大光山の途中の東峰分岐辺りまで歩い
て見ようとやってきた。草木バス停の所
から林道に入り1q行くと民家があり路
端に車を止める。林道は更に500Mほ
ど続く。途中にログハウスがあり沢の反
対側にカツラらしきものが見えた。近づ
き落ち葉を見たらやはりカツラであった。
この沢にカツラはあったかと期待をふくら
ませて先に進む。
最後の堰堤を過ぎると道は山道にな
り沢沿いに進む。100Mほど行くと沢
を横切り、しばらくして大光山の道標
がある。道はここからスギ、ヒノキの植
林の間に付いている。かなり急だ。
150Mほど来たであろうか。右斜面の
ガレ場の木立の間に何やら巨木が見
えた。ミズナラかと思いつつ10Mほど
崩れるガレ場を這い上がり根元の落ち
葉を見たら正しくカツラであった。安倍
奥にまだこんなカツラの巨木があった
のかと胸が震える。
更に辺りを見回すと15M上に同格の
カツラらしきものがが見えた。這い上が



るとこちらも正しくカツラであった。こん
な近くにカツラの巨木が2本もあった!
と驚いてしまった。大きな収穫を得て、
東峰分岐まで行かずに引き返す。

2009,3,11撮影
2009,3,16撮影



アクセス
東名静岡インターから草木バス停まで車でで1時間半
そこからカツラまで30分位みておけばいいだろう。
再訪問
 

山道が谷に崩壊し寸断されていた(上から撮す。仮の道が左に付いている)

2年半振りにやって来た。先の台
風15号の影響であろう、堰堤の上
の山道は大水で抉られ寸断されて
いた。偶々山道の巡回に来た人が
取り付きのルートを教えてくれたの
でその先に進むことができた。
山道にはいると何でもなかったが、
カツラのある所に来るとその下は大
きく抉られ20mほど谷に崩壊し、仮
の道が山側に付けられていた。
幸いカツラ2本は無事であったがま
たこのような大水が出れば崩れや
すいこの斜面は大崩壊しカツラの
運命も危惧される所だ。(崩れてい
る所から下のカツラまで10mない)

2011,11,20撮影

三ッ峰のブナとモミ ごく軽い登山


ブナ




モミ



枯れたモミが多かった 左の木
右奥はカラマツ


モミに囲まれた山頂 ベンチがあります



マイクロウェーブの右が三ッ峰山頂


富士見峠いある案内看板 
道は看板の右に付いている
静岡市葵区横沢
三ッ峰山頂

ブナ
目通り 1.5M
樹高 15.0M

モミ
目通り 2.1M
樹高 20.0M

標高1,350Mといえば相当高い山であ
るが、以前から三ッ峰山頂はどこだろうか
と疑問に思っていた。ドライブがてら訪れ
た。富士見峠より1q位井川側に下り南
に延びる林道に入る。標識には梅地と書
いてある。
2qほどいった所であろうか、広場があり
振り返るとマイクロウェーブがある。その
右に小高い丘の山が見える。あれかもし
れないと思いマイクロウェーブに行く道に
はいる。この道は行き止まりでそこに車を
止める。丘の方に道が付いている。なだ
らかな山道で木の階段があり、右はヒノ
キの植林、左は自然林になっている。10
分ほどで山頂に着いてしまった。そこには
山頂の道標と木のベンチがあった。


ブナはこの山頂に立っていた。ブナとして
は決して大きくはないが姿が美しい。ブナ
はもっとあるのではと捜したがこのすぐ先
に細いのが1本あっただけであったのは意
外であった。
モミは何本かあったが、ブナの先10Mほ
どのものが一番太かった。どういうわけか
枯れて倒木のモミが目立った。
その他ヒメシャラも何本かあったがいずれ
も細かった。また植林であろうか、大きくな
ったカラマツが尾根筋にかなりある。
山頂から200Mほど先の東峰?といわれ
るピークまで歩いてみた。富士見峠に下
る山道もあった。
この山は最近訪れる人は少ないようだ。
山道はあり、道標もしっかりしているが、
踏跡が少ない、林道入口に看板がない
ので見落としてしまう、登山というには余
りに簡単で達成感がない、眺望もないな
どであろう。登山気分を少し味わいたい
のであれば、富士見峠の所に登山道が
あるので、車を止めここから登るのもいい
だろう。

2009,4,20撮影



安倍峠付近の大ミズナラ、ブナ、ミズメ   片道15分程度

大ミズナラ3 根元にコブがある

ミズナラ1

ミズナラ2

ミズナラ4 背後はうっすら七面山

ミズナラ5
   
   ブナ1                              ブナ3 ミズメ 根元にウロがある

ブナ1 樹冠が丸い

ブナ2

ブナ4

ブナ5

安倍峠広場にある見取図

バラの段途中から見た八紘嶺
梅雨の合間、今日は天気がよかった

安倍峠の旧登山道1 木漏れ陽の緑が何とも気持ちよい。
樹木はオオイタヤメイゲツ(優勢)、ブナ、ミズナラなど、下は笹。
(山梨県側から撮す)

山梨県側にあった看板

林野庁の看板(天城・皮子平にも同じタイプがあった)

左の看板のある駐車場背後
八紘嶺への登山道
樹はオオイタヤメイゲツ、ブナ、モミなど

安倍峠広場の左=オオイタヤメイゲツ
右=イタヤカエデ 見分け着かず

オオイタヤメイゲツの葉
表裏ともテカリがある

オオイタヤメイゲツの種子
葉の上に5個ほど直立


バラの段途中のチチブドウダン
6/20は濃赤色の花が満開であったが、
今日はかなり落花していた(6/26撮影)。
周りにはもう花は散った後ですが
シロヤシオが何本かありました。


チチブドウダン近くには帯白色のサラサ
ドウダンも咲いていました(6/26撮影)
※チチブドウダンもサラサドウダンも初めて
見る木で、図鑑を見ながら散々迷ったが、
間違いはないだろう


駐車場のトイレ
静岡市葵区梅ヶ島
安倍峠付近(一部山梨県含む)

ミズナラ1 駐車場裏
目通り 2.5M
樹高 25.0M

ミズナラ2 安倍峠からバラの段へ100M
根回り 3.0M
樹高 20.0M
根元で2つに分岐

大ミズナラ3 安倍峠からバラの段へ250M
目通り 4.5M
樹高 25.0M
コブがある。登山道から15M入る

ミズナラ4 山梨県側Pの山の斜面30M上。
       道はない
目通り 2.5M
樹高 15.0M
斜めに生えている

ミズナラ5 山梨県側Pの山の斜面30M上
       道はない
目通り 2.5M
樹高 15.0M

ブナ1 山梨県側Pの前
目通り 3.0M
樹高 15.0M 低いです
樹冠が丸い。車道から5M入る

ブナ2 山梨県側Pの前 ブナ1の横
目通り 2.0M
樹高 15.0M

ブナ3 ミズメ※ この項一番下に詳報。
安倍峠入口から山梨側へ20M、車道脇
目通り 2.7M 実測値
樹高 15.0M
根元に2Mほどのウロがある。幹に蔦が絡む。

ブナ4 安倍峠からバラの段へ150M
目通り 1.5M
樹高 20.0M
この位の太さのもの周りに10本ほどあり

ブナ5 安倍峠からバラの段へ180M
目通り 1.8M
樹高 20.0M
高校時代から安倍峠には何回も来た。昔は梅ヶ
島温泉から歩いたものだが、今は立派な林道が
通っている。温泉から峠まで30分位で来てしまう。
武田信玄は梅ヶ島金山で採れた金をこの峠を越
えて甲斐に運んだそうだ。
6/20にも来たが、生憎写真を撮ろうとしたら、電
池切れだった。今日改めて撮り直しに来た。前回
は土曜日のせいか、八紘嶺に登る人であろうか、
駐車場に車がかなり止まっていた。今日はゼロだ。
安倍峠からバラの段への道を登る。前回見たミズ
ナラやブナを撮す。前回気が付かなかったが、
15分ほど登った所に大きなミズナラを発見した。
登山道から20Mほど入った所だ。
それとやはり前回気が付かなかったブナが旧登山
道と車道が山梨県側で交差する所の2台ほど止ま
れる駐車場前にあった。以前山梨県側に峠を抜け
る際に大きな木があることは気が付いていたが、
やはり車を止めてゆっくり見ないと駄目だ。
この駐車場から山梨県に向かって右の斜面に張り
出した大きな木が見えた。バラの段の帰りに道の
ない尾根を下って木にたどり着く。ミズナラであっ
た。すぐそばにもう1本あった。
また峠の山梨県側20Mの車道の脇にも大きなブ
ナが立っていた。根元に大きなウロがある。
安倍峠はオオイタヤメイゲツの群生で知られてい
るが、別の見方をすれば日本の温帯林を代表す
る一例かもしれない。下に笹が生え、中にブナや
ミズナラ、モミやツガなどが混じっている。耳を澄
ますと10種ほどの鳥の囀りが聞こえてくる。確認
できたのはコマドリ、ツツドリ、オオルリ、ウグイス、
シジュウカラ、メジロなど。ハルゼミの鳴き声がけ
たたましい。本当に大切にしたい所だ。車道から
離れて1〜2時間ゆっくりしないとこのよさは分か
らない。
峠の旧登山道を歩いているとふと高校時代の45
年前を思い出した。1人で来たときもある。友達と
来たときもある。歳月は早いものだ。その時はこん
な趣味を持って再び来るというようなことは露考え
もしなかったものであったが・・・。勿論車道もなか
った。

アクセス
現在は通行可です。看板ではAM7:30〜PM
7:00までになっています。誰が管理しているか
分かりませんが(多分静岡市)、念のためお確か
めください。
大雨の時も閉鎖になるようです。
それと、冬季閉鎖もあります。(12月以降)。よく
調べてきてください。

2009,6,20見学
2009,6,23・26撮影

ミズナラを追加

ミズナラ6

安倍峠の旧登山道2 ほぼ前回と同じ場所で撮った芽吹き前の峠の様子

バラの段途中からの左八紘嶺、右七面山 (峠から100Mほど登った所にて)
ミズナラ6
目通り 2.7M
樹高 25.0M

いつのことか忘れてしまったが、安倍
峠付近にもアカヤシオがあるというHP
の記載があったように思い出し、確認
のため峠にやってきた。
恋ケ滝付近までは新緑と芽吹が綺麗
だ。旧登山道入り口付近に大きな木
が見えたので近づいてみるとミズナラ
であった。幹は苔がビッシリ付いて樹
種が分かりにくかったが、決め手は落
ち葉であった。
林道を更に遡り峠に着く。安倍峠に
は何回も来ているが、何故か5月上
旬は初めてだ。峠付近の旧登山道
はまだ芽吹き前だ。天気がよく葉を
付けていない樹間から眩しい青空が
のぞく。
峠の所のオオイタヤメイケツの3M程
先の枝に来訪者が珍しいのかヒガラ
がこちらをのぞいている。
峠を後にしてバラの段の尾根道に取
りかかる。ミズナラやブナの大木を見
ながら急坂を登る。この尾根はまるで
エレベーターで上がるように景色がパ



ノラマに見えてきて、またいつ来ても
小鳥の囀りが心地よい。小鳥の五重
奏だ。シジュウカラ、ヤマガラ、コガ
ラ、それと名の分からない声も。そこ
にコマドリのカスタネットが入る。渡り
のコマドリがこんな時期からやって来
ているとは初めて知った・・。あんな
小さな体でやってくるとは驚異であ
る。他にギィーというコゲラやアカゲ
ラであろうかドラミングが聞こえる。シ
ロヤシオ、サラサドウダン、チチブド
ウダンはまだ芽吹きすらない。
問題のアカヤシオは車で来る途中
や尾根道を気を付けて探してみた
がとうとう見つけることはできなかっ
た。私の記憶違いであろうか?

2010,5,6撮影


ヒガラがこちらを見ている

安倍峠駐車場に咲くコブシの花。幹直径15p。
まさか植栽とは思えないが、安倍奥で自生のコブシ
を見たのは今回初めてだ。この1本以外は見たこと
がない。

アクセス−注意!!
安倍峠へは、山梨県側(身延町)からは冬季閉鎖
のため5/20にならないと通行できません。静岡市
側からは4/10より通行できます。行政区によって
開通日が違うことを私も初めて知りました。

シロヤシオを追加

100Mの間に20本ほどありました

満開のシロヤシオです
花が先行するアカヤシオと違いシロヤシオは葉と花が同時だ。白も黄緑も何と鮮やかでベストマッチなことだろう。

トウゴクミツバツツジの群生。山を染めたようなむらさきだ。
仕事が終わってから急遽安倍峠の
シロヤシオを見に行く。いつもなら
花は終わっているだろうが、今年は
寒く開花が遅れているのでひょっと
して見れるのではないかと気がは
やる。安倍峠のシロヤシオはまだ
見たことがなく今を逃せば1年後に
なってしまうので無理を承知の見学
だ。
峠に着いたのは4時で少し霧も出
ている。登山には支障がないので
いつものバラの段への道を辿る。
大ミズナラを過ぎた上で道にシロ
ヤシオの花が落ちていた。すかさ
ず木の上を見る。確かにシロヤシ
オが咲いている。ここから100M
上までの間に約20本ほどのシロ
ヤシオが白い可憐な花を付けて
いた。その近くにはトウゴクミツバ
ツツジの群生もあり、紫色の花が
咲いていた。ここのは紫色が濃い
ように思う。
またチチブドウダンは咲き始めで
小さな深紅の花がかわいい。サ
ラサドウダンは花はまだのようだ。
安倍峠駐車場は≒1410M、花
の咲いている所は≒1515Mで
20分位登った所です。
シロヤシオもあと4〜5日であろう。

2010,6,4撮影

チチブドウダンの花(少しボケてしまいました)

これは咲き始めで傘型ですが、よくは分
かりませんが花の丈が段々伸びて壺型
になるのではないかと想像します。



カモシカを追加

身延から梅ヶ島温泉に抜ける途中、以前見たミズナラ6の少し手前の崖の途中にこのカモシカは私たちが
帰った後もこちらをずっと見ていた。まだ子供のカモシカで小さな角が生え始めている。首の周りが白く、肉付
きのよいがっしりとした体、フサフサとした毛。安倍峠では初めてだ。かわいいね! 2010,9,21撮影

ブナ3をミズメに訂正

大きなウロに手製の看板が・・・

ミズメの落ち葉
木にはまだかなり葉は付いていましたが、少なから
ず落ちていました。ミズメはカバノキ科ですがダケ
カンバ、ハルニレ、アカシデの葉とも似ているよう
に思います。葉厚は薄くテカリはありません。長
さは5〜6p位です。そう言われてみると確かに
樹冠の枝振りや葉の生え方もブナやミズナラとは
違うように見えます。

9/21に通った時にはなかったが
今日通ると木のウロに写真の看板
が付いていた。
きっと木にかなり詳しい人が私のH
Pを見てこの間に訂正の意味も含め
て付けてくれたのだろう。
言い訳するわけではないが私が見
た2009/6/23は写真左のような
落ち葉は落ちておらず下から葉を
眺めたらブナのような気がしてしま
った。
図鑑ではサクラの膚の様であると
書いてあるが、今まで何回かもう少
し小さなミズメは見たことはあります
が、これだけ大きくなるとどちらかと
いうとシナノキのようなダケカンバよ
うな膚をしている様に感じます。ミズ
メとしては当地では最大規模でしょ
う。

2010,10,7撮影


ほぼ同じ位置からの3枚目の写真です。今日は天気はよいのですがやや霞んで朝方見えた富士山も雲に
覆われていました。日差しも秋らしく優しくなって紅葉にはまだ早いのですが少し黄色に色付いたものもあり
その間からの木漏れ陽と地面に映った陰影が何とも言えません。今月下旬には綺麗な紅葉が楽しめるかも
しれません。(時間は午後1時頃です)


紅葉狩りで賑わう

ほぼ同じ場所からの風景−4枚目
台風14号とその後の強風で峠付近は盛りをやや過ぎていた。落葉で葉が空いた紅葉の樹冠の間から光が林床にふりそそぐ。
残すは雪の安倍峠であるが、来るとすれば2月か3月、しかし冬季閉鎖で温泉から歩かなければならないし、考えてしまう・・
 
紅葉のミズメ                紅葉のブナ1

紅葉のミズナラ6


身延側休憩所の駐車場は満車

秋たけなわ、温泉街や安倍峠は車や人でごったが
えしていた。紅葉は温泉の上から始まっていたが、
恋ケ滝付近からしばらく上辺りが一番綺麗であった。
安倍峠にはそれこそ何十回と来ているがこれほど
人が集まっているのは初めてだ。日本人は桜好き
だが紅葉も好きなのですね。これには驚きです。
天気もよくカメラを構える人、食事を取る人、犬の散
歩をする人、自転車で走る人、歩く人、登山の人、
いろいろな人がやってくる。
今年は今までに一番多く安倍峠に来たが今日が
今年の最後になるだろう。また来年も来れるといい
が・・

2010,11,3撮影 

安倍峠下

安倍峠下

安倍峠下

恋ケ滝付近より温泉方面
ミズナラを追加
ミズナラ7
目通り 4.0M
樹高 20.0M
道路から20Mほど上の斜面ではっきりは
確認できませんでしたが、間違いないでし
ょう。
アクセス
第1Pの少し上です。


2011,3,13撮影


七ッ峰のブナ、シナノキ、オヒョウ? 
  
ブナ1 縦長の大きなウロがある                     ブナ2
  
ブナ3 最大のものでゴツゴツしている                       ブナ5
  
          シナノキ 根元が絡まっている           ナツツバキ 斑の肌が鱗片状に剥がれる 今まで見た中で最大
  
オオイタヤメイゲツ 根元近くにコブがある 樹冠は折れている    オヒョウ?2 1本の木か?2本の木か? 
・                   左から2本目の幹に折れた幹が引っかかっている
  

オヒョウ?1  3本あったと思われる幹の真ん中がスッポリ抜けている 

抜けた幹が近くに転がっている 

オヒョウ?の葉

           

安倍奥東山稜の上に雪化粧の富士山が見えました(山頂より望遠で撮す)

安倍奥東山稜の山々 真ん中右十枚山

山頂はすっかり落葉していましたが、最初のピーク付近の大きなブナの周辺は紅葉がまだ残っていました
  
                 西の下に井川ダムが見えます(山頂より)                      ・
   
          ブナ4                   ブナと思われる倒木 直径1.5Mあった    つい最近シカに皮を食べられた木(同)
・                                   (最初のピーク付近)       シカは見なかったが、農場跡付近に糞が
・                                          一杯落ちていた  
  
作業小屋付近のクリ          最初のピーク付近はヒメシャラも多い         古いバスがある農場跡−フェンスに囲まれている
・                      皮が剥がれているもの、肌が灰色のものがある    右端最初のピーク。背後が踏み跡のない尾根道。
・             左奥はモミ 大きなモミはない              この尾根に取り付くことがポイントだ
静岡市葵区七ッ峰
(榛原郡川根本町との境界)
藁科川水系でもあるが、安倍川支流横沢から
富士見峠経由なので安倍川水系に載せまし
た。

ブナ1 縦長の大きなウロがある
目通り 2.7M
樹高 15.0M

ブナ2 
目通り 2.4M
樹高 15.0M

ブナ3 今日見た中で最大であった
目通り 3.0M
樹高 15.0M

ブナ4
目通り 2.0M
樹高 15.0M

ブナ5
目通り 2.0M
樹高 20.0M

シナノキ 根元が絡み合っている
目通り 5.0M
樹高 15.0M

オオイタヤメイゲツ 樹冠が折れている
目通り 2.7M
樹高 8.0M

ナツツバキ 今まで見た中で一番大きい
目通り 2.0M
樹高 15.0M

オヒョウ?1
根回り 5.0M
樹高 15.0M

オヒョウ?2 2本の木かもしれない
根回り 10.0M
樹高 15.0M

クリ
目通り 1.5M
樹高 10.0M


 

静岡市街から安倍川を遡り横沢を通って、井川
に抜ける途中や、藁科川を遡り久能尾を通って
洗沢峠辺りから見えるゆったり裾野を持った独
立峰が七ッ峰だ。人が余り訪れることのない寂
峰といえる。私にとってはいつか登ってみたい
山の1つであった。
そんな思いを込めて今回訪れた。ルートは梅地、
天狗石山、富士見峠の3つあるようだが、今回
富士見峠方面より登ることにした。以前見たHP
が見つからないので、自力での挑戦だ。
三ッ峰を通り、臭いが鼻を衝く肥料工場の脇の細
い道を入る。400M程行くとフェンスに囲まれた
農場跡がある。ここに車を止める。
尾根に取り付きたいのだが、道が分からない。昔
の車道を300M程進み、大きく右にカーブすると
ころから山に取り付くが、道がありそうでなさそうで
いきなり迷ってしまう。しかたないので尾根を目指
してヒノキ林を適当に進む。先週も身延町垈の上
のタカオモミジの見学の際荒れた道で断念したば
かりであったが、今日は果たしてどうなるのか。
しばらく行くとヒノキに白いマークが現れた。この
マークを頼りに進むがマークもあちこちにあり分か
りずらい。作業小屋がありその上にやや大きいクリ
の木があった。道は相変わらずはっきりせず上を
目指して本当に適当に進むより他はない。ここで
休憩して食事とする。
更に尾根を目指してヒノキ林を進む。ヒメシャラや
タケカンバなどがある付近からやっとこ微かな踏
み跡がある尾根道にでた。ここが下から見えた最
初のピークのようである。第2のピークを目指して
しばらく進むと突然大きなブナ1が現れた。その
前に黄葉を付けた見たことのない大きな木があ
る。真ん中の幹が抜けて左右に大きく分かれて
いるが1本の木のようである。葉を採取し図鑑で
調べてみたが、確信は持てないが樹高25M程
になるニレ科のオヒョウという木かもしれない(オヒ
ョウはアイヌ語で、樹皮で織った布をアツシという
)。50M先に直径80pのブナ2が見える。周り
はすっかり自然林になりまだ紅葉も見頃だ。ここ
に最大のブナ3があり、近くにはシナノキの巨木
もある。これはなかなか見応えがある。大きなオ
オイタヤメイゲツもあった。
道は第2のピークを過ぎ下り坂になる。落ち葉で
道は分かりずらいが、何とか歩ける。木も巨木は
なくなりオオイタヤメイゲツを中心とした灌木帯だ。
全て落葉している。七ッ峰という名がどうして付


いたのか。峰が7つあるのか。これが頂上かと
思えばまた先だ。登ったり下りたりする内にやっ
とこ頂上に着くことができた。頂上には誰もいな
い。というか今日は一人の登山者にも会うことは
なかった。天気は今一であったが、東に富士山、
西に井川湖が見える。
帰りも同じ道を取るが、最初のピークの所から白
いペンキに添って二重尾根の東よりのルートを
取る。道は全く分からずペンキだけが頼りだ。
途中にブナ5、巨大なナツツバキ、かなり下って
オヒョウ?2がある。果たして1本の木か2本か?
分からない。道は突然農場跡の上の所にでた。

アクセス
農場跡から最初のピークまでの間、道は殆ど
ないと思ったほうがよい。約1時間の辛抱だ。
ヒノキに付いた白いペンキが頼りだ。二重尾根
になっているので注意を要するが、どちらを通
ってもピーク1にたどり着くことができる。頂上ま
で一時間半前後。

2009,11,5撮影






















洗沢峠付近の「杉尾はなのき(市営)」から見る七ッ峰 
生憎この日は店は定休日でした。抹茶アイスや地元産品など色々あります。
定休は火、木。営業時間は10時〜4時。2009,11,26撮影

笠張峠手前のカツラ
 
後ろは七ッ峰                                  道路は三ッ峰落合線

静岡市葵区横沢?
笠張峠より700M下

カツラ
目通り 1.35M
樹高 15.0M

ここは数年前に伐採され現在はヒノ
キの植林がされている。七ッ峰が真
正面によく見える所でもある。
この場所は何十回と通ったがここに
カツラがあると気が付いたのは初め
てだ。載せるほどの太さからはほど
遠いが、近くに沢があるわけでもな
く、またこの辺りでは初めてのカツ
ラなので載せることにしました。

2010,6,2撮影


この看板は富士見峠でトイレ休憩した際見つけました。富士見峠では何回も駐車しましたがこの看板が
駐車場入口に設置されてトイレがある奥に進んでしまうため気が付きませんでした。2009年に設置され
たようで、概略は口坂本から大日峠を通って井川へ抜ける道があったようです。2q東(北ではないか?
)に実際の古道があるようですが県民の森へ行く林道には私の見落としか近くには案内がなかったよう
に思います。大日峠で思い出すのは今から46年前友達とバスのある上落合から口坂本を通って雪の積
もる大日峠に登ったことです。「熊野古道」など「古道ブーム」にあやかって一部でも歩いてみませんか?
いにしへを偲ぶ小さな石仏や看板などあるのでしょうか?(写真はGoogleマップの立体上空写真のようです)
2010,6,9撮影




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