そ の 他 中部地区 

静岡市山間 安倍川水系中南部
この項の
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郷島浅間神社のクス
ごうじま




静岡市郷島
浅間神社

平成7年静岡市指定天然記念物
樹高 40.0m
目通り 12.0m
樹齢 800年

地元の人の話によると、県下で5番の
大きさだが、幹が根元で三股に分か
れているので天然記念物に選ばれ
なかったとか
天然記念物に匹敵する大きさである
静岡市観光課の看板あり 写真上
6.2訪問の時には市天然記念物の
茶色の看板に変わっていた
アクセス
梅ケ島へ行く途中、俵沢を越えると郷島
に着く
静岡駅より車で30分

2000,6,2撮影

え!またまた静岡市にエノキの純林?





静岡市足久保
舟沢橋

足久保川堤防50M位の範囲に15本ほ
どのエノキが生えている
根元はどれも2〜5本程度に分かれている
中には枝が河原を覆うように垂れ下がって
いる物もある
1列になっていることから植えた物と思われる

2000撮影
]

アクセス
静岡駅より車で40分

長熊上のシブガキ




静岡市長熊上
バス停左下へ下る徒歩1分
樹高10M
根周り2.5M

冬に見たときは葉もなく枝が垂れ下がり
枝垂れザクラと思っていたが、葉の付く
時期に訪問したらカキであった
根元で一抱えもある幹が二股に分かれ
ている
カキは一体どれほどの大木になるか知
らないが有東木のカキノキといいこの木
といい大きい方であろう
アクセス
安倍川支流玉川地区 上助から2キロ
5分
静岡駅から車で45分

2000,5,8撮影
2001,5,12撮影 写真左


穂積神社のスギ
ほづみ

社殿裏のものが一番大きい

2本が合着したもの(神社入口近く)

社殿を取り囲む大スギ
地元の人の尽力により年々
整備され綺麗になっている
静岡市葵区平山
穂積神社

スギ30本位
目通り5.0〜5.5M 最大
樹高30.0M 最大
樹齢350〜400年
妻が倒木の年輪を数えました
社殿裏にある4本が特に太い

アクセス
静岡市平山から車で30分
標高800M
夏は涼しいですよ

東海自然歩道
龍爪山頂まで徒歩30分 但し急勾配 
小中生の昔よく学校の遠足で行きました

2000,6,15撮影
2009,4,13再撮影
2009,5,2再撮影
江戸時代の石造物を追加

銘があり江戸時代のものが散見されます
神社は平山、上伊佐布、西里、吉原、俵峰などの峠越えの要衝にありこうした石造物が安置されたのだろう。
最近長い間倒れていたのを立て直したのだろう(2012,9,22撮影)

平野白髭神社のスギとツバキ




ヤブツバキ


ヤブツバキ


有形文化財大村家


静岡市平野
白髭神社

スギ3本
樹高30M
目通り5.0M
樹齢400年 推定

ツバキ
樹高10.0M
目通り1.4M
樹齢300年以上 推定

道路を走っているとさほど大きく感じなか
ったが近づいてみるとスギは意外に大き
かった
またツバキは市内池ケ谷の天然記念物
のトウツバキと比較するとこちらの方が遙
かに太い 教育委員会の調査を期待した
アクセス
真富士の里より5分
静岡駅より40分

神社には4年に1度開かれる舞があり、
近くのお寺では県無形文化財の盆踊
り、また部落には文化庁指定有形文
化財の茅葺きの古建築(大村家)があ
る 写真上


2000,8,2撮影



中沢白髭神社のスギ






イロハカエデ
※この木は枯れたか切られた
ようでありませんでした。
(2010,8,18記)

静岡市中沢
白髭神社

目通り 5.0M
樹高 25.0M
樹齢 400年推定

安倍川の玉機橋を渡り中沢に右折し少
し行くと右に神社があり大きなスギが見
えたので寄ってみたら思ったよりも大き
なスギであった。
入口には比較的大きなカシ(写真上)と
神社手前50Mの民家にイロハカエデ※
目通り2.0M、樹高15.0Mがある。こ
のカエデは当地としては第一級のもの
である(写真左)。

2000,8,28撮影



2001,5,12撮影 写真左

長熊白髭神社のスギ





エノキ

静岡市長熊
白髭神社

目通り6.0M
樹高35.0M
樹齢500年推定

有東木のスギとほぼ同等の太さであり、天
然記念物に指定されても良い大きさを備え
ている

部落入口の川沿いに3本のエノキの大木、
目通り3.0M、樹高15.0Mがある 
写真左


2000,8,28撮影


上落合白髭神社のケヤキ





クマシデ



静岡市上落合
白髭神社

目通り4.5〜5.0M 推定
樹高30.0M

足元がが悪く根元には近づけなかった
種類も分からなかったが、すぐ上の老夫
婦がケヤキと教えてくれた
当地では最大規模のケヤキと思われる
根元の穴にはシシバチというハチがとん
でくるそうな

神社にはクマシデ(写真上左、おじいさ
んがいうにはハリシデ)、林内にはシラ
カシ(写真上中)がある
アクセス
静岡駅から車で1時間
都道路沿いにあるのですぐ分かるだろ


2000,8,28撮影


2001,4,22再撮影 根元まで行く
ことができた

松野小学校校門前の一本杉 





 杉付近から見た安倍川と
      安倍奥東山陵の山々
静岡市松野
松野小学校校門前

目通り 2.5M
樹高 15.0M

松野小学校は開校130年のようだ
が、この木は200年は経っているよ
うに思う。学校ができる前にここに
別の建物があったのか(例えば神社
やお寺)、昔の梅ケ島街道の目印か
由来が知りたくて通りすがりのPTA
のご婦人に聞くと知らないが、学校
で「一本杉学習」という授業があると
いう。生徒をつかまえて授業を聞くと
校長先生が教えるそうで、「悪いこと
をすると吊される」そうである。それ以
外のことは覚えていない。用務員さ
んに聞くと、授業はさっぱり分からな
いが、以前この木に雷が落ちて燃え
消防車が来たそうである。その名残
が西側にあり、中が見た目では分か
らないが空洞になっているという。
樹高が低いのはその影響か。しかし
樹勢はきわめて大勢のように感じら
れる。
木はこれからも生徒を見守り続けて
ゆくことであろう


2004,3,18撮影
2004,4,20
松野の望月梅治郎さん(70歳前後)
に茶畑で会いこの一本杉のことを何
か知らないかと尋ねると、おじいさん
から聞いた話であるが、(明治の頃
の話であろう)ここは梅ケ島街道で
杉並木があり馬頭観音があり(今は
北100Mに移されている)、駄菓子
屋と旅籠を兼ねた店があったそうで
ある。この話から尾ヒレを付ければ、
江戸時代(1800年頃)からの梅ケ
島街道の杉並木で馬頭観音があっ
た所の一番太い杉が一本残された
のではないだろうか
松野小はもと地元の人が言う別荘平
という平坦な茶畑の今は松源寺の所
にあったそうで、私はいつの頃か聞か
なかったが今のところに移転してきた
そうである。その時馬頭観音も北へ
移転されたのであろう



アクセス
静岡駅より車で30分
安倍街道牛妻の竜西橋を渡り
北へ200M



中平白髭神社のスギほか
なかひら


イチョウ


向かって左のスギ



フジが絡んだ右のスギ


登り蛇?



恐ろしい?姿


カヤ
静岡市中平
白髭神社

スギ2本 無指定 
目通り 4.0M
樹高 25.0M
推定樹齢 300年
この神社の前を何十回と通ったが
降りてみたのは初めてでした。
スギは意外と大きかった

イチョウ 無指定
目通り 3.0M
樹高 20.0M
推定樹齢 200年以上
気根が垂れ下がっている

フジ 無指定
目通り 電柱ほど
樹高 20.0M
推定樹齢 200年以上
向かって右のスギに絡みついてずっと
上まで伸びている
まるで蛇のようで見た目が恐ろしい

カヤ 無指定
目通り 2.0M
樹高 15.0M
社殿裏にある

アクセス
安倍川中流。静岡駅より車で45分
平野の先

2004,7,24撮影

平野林道のカツラ3本


第1



横幅3M 岩をはむ


第2


第4


右奥はヤマザクラ
平野林道は平野から約10キロに
及ぶ林道であるが、全線舗装されて
おり、登山やドライブによし、また景
色も良いので私は好きである。
3/13偶然2本のカツラを見つけた
が生憎デジカメを持っておらず、今
回撮影に訪れた。有東木のカツラよ
り南の安倍奥最南端のカツラである。
今日は梅林で下草刈りをしていた
門前の見城さんとカツラの話をして
いると、下のモノラック下の川沿いに
あるカツラと上のモノラック下の川沿
いにあるカツラ、多分カツラであろうと
言うことで2本を聞き出した。時間の
関係で下のものを見る。
川沿いとのことだが最初は見つから
ずワサビ田まで行き引き返す。家内
が10Mほど離れた蔦が絡んだ木で
はというので近づくと正しくカツラであ
った。根を1周するとこのカツラが静
岡県一の太さであることが分かった。
根回りは約10Mある。根元はまるで
岩のようだ。主幹は折れてしまったの
だろう。蔦が絡んでいる。巨大なカツ
ラで久し振りに興奮した。見て林道
に戻ると見城さんが車で下りてきて
正しくカツラであると報告できた。上
のカツラの方が更に太いというので
期待が膨らむ。
このような話は、地元の人で山を知
り尽くした人ならではの貴重な情報
である。

右に簡単な地図を書いておいたが
下から仮に1,2,3,4としておく。
2番は樹高15Mほどのカツラである。
沢の中にあり根元には近づけないが
子供である。3番はまだ見ぬカツラ、
4番は枯れた沢の脇にあり、ヤマザク
ラと根元で合着した珍しいカツラであ
る。



第1のカツラ
根回り 10.0M 今のところ県下一
樹高 15.0M

第2のカツラ 道路から下に見える
根回り 6.5M
樹高 15.0M

第4のカツラ ヤマザクラとの合着   
目通り 2.5M 合着部4.5M
樹高 15.0M
道路から10M

以上2005,6,13撮影

第3のカツラ 枯死
根回り 10.0M以上
樹高 20.0M


第3のカツラを何が何でも見ようと
やってきた。
梅林で梅を収穫中の見城さんに
改めて第3のカツラの場所を聞く。
当初考えていたところより上で第4
のカツラの200M位下である。
モノラックに沿って100M行くとワ
サビ田がありそこにカツラは枯れて
電柱のごとく無惨な姿で立っていた。
ハッと息をのむ。見城さんが見たの
は今から5〜10年前だそうで、見た
限り枯れて5年は経っているように
見えた。生きていれば安倍川水系
で最大のカツラだった。

2005,6,18撮影


平野林道の4本のカツラ
下から1,2,3,4

第1のカツラ

第3のカツラ(枯死)と第4のカツラ
紅葉のカツラ


第2のカツラ


第4のカツラ


第1のカツラ
ヒノキが着生している



沢側から撮影
(携帯のカメラで)
夏も過ぎ、いつの間にか秋も終わろうと
している。カツラの紅葉は美しいという。
あの平野林道のカツラの紅葉はいかに
とやってきた。
まず第2のカツラを見る。カツラとしては
小さいが、逆に紅葉は一番だ。陽を浴
びて黄金色に輝いていた。
次に第4のカツラ。半分落葉しているも
のの、青空をバックにこれも輝いている。
最後に第1のカツラ。こちらはほぼ終わ
っていた。それと気が付いたことだが、
沢側の2本の太い幹に、蔦以外に、それ
ぞれヒノキが着生している。種はどこから
飛んできたのだろうか?


2005,11,21撮影


第2のカツラの根元
2007、11,14撮影
(対岸から撮す)


第2のカツラ


 幹の真ん中に空間が・・
第2のカツラの根元は一度も見たことが
ないので、木の茂っていない冬場に見
ることにする。近くの橋のところから川底
に降り、木のところまで50Mほど下る。
全く水は流れておらず心配したほどに
は楽に近づくことができた。初めて分か
ったことだが、根元の10本ほどの幹の
中心に1Mほどの空間がある。というこ
とは、かつてこの空間に主幹があった
はずだ。その主幹が枯れ周りにひこ生
えができそれが今の幹になったのだ。
これは新しい発見であった。帰りは川
底ではなく山側のヒノキ林を登る。20
Mほど登ると細い登山道にぶち当た
る。

2008,2,24撮影

細木峠のスギ




静岡市桂山(かやま)
細木峠

スギ 無指定
目通り 2.5M
樹高 20.0M

細木峠は桂山と南の松野を結ぶ
小さな峠道である。登山者もなく、
地元の山の関係者がたまにはい
るくらいである。
この木はホームページ「峠のむ
こうへ」に「細木峠の大スギ」とし
て載っていたので知り、今回来て
みた。
地元の人に聞くと、木はあるが余り
大きくはないという。道もはっきりし
ないという。
道に迷い、やっとたどり着いたが、
地元の人が言ったとおり大きくは
ない。周りは全山スギとヒノキの
植林で眺望もないが、小さな石仏
とともにこの自生のスギは立ってい
た。
見れば決して大きくないスギ、当
ホームページに載せなくてもいい
が、忘れられた峠、忘れられたス
ギ、それと道に迷いヤブこぎの最
中腰に着けた携帯電話を落とし
てしまいやっと見つけた苦労から
あえて載せることとしたい。


アクセス
桂山の吊り橋はあくまで5ナンバー
まで。
細い林道を中電の中継所まで行き、
ここに駐車。金網戸を開き、尾根伝
いに下る。道は段々不鮮明になり、
尾根から左に迷わぬよう注意。右に
ルートをとるように。
林道の真ん中辺りに小さな沢があり
竹を割った水場がある。ここから登る
と細木峠に着くようだ。私は登らなか
ったが。これが安全のように思う。
30分位と思う。


2005,4,21撮影

八重沢のシダレムクノキ
静岡市葵区横山
八重沢

目通り 4.0M
樹高 15.0M

静岡市にはムクノキの大木は少ない。
丸子の丸子神社、水神社や国吉田の廣
野神社など数えるほどだ。
このムクノキも決して大きなものではない。
しかし、ムクノキでは珍しく枝が枝垂れて
いる。品種かそれとも環境かは分からない。
手に取る高さであり、姿が美しい。
また、幹が1Mの高さで2つに分かれてい
る。
樹齢は150年程度と思われる。
アクセス
蕨野温泉と平野の中間である。






2006,5,4撮影

ケヤキ、モミを追加
 
ケヤキ                            モミ
ケヤキ
目通り 3.0M
樹高 20.0M

モミ
目通り 2.0M
樹高 20.0M

今日は野鳥のヤマセミ狙いを兼ねて
やって来た。
ヤマセミは見ることができなかったが
代わりにミソサザイとカワガラスの姿を
見ることができた。残念ながら写真は
撮れなかったが・・・。
その途中で見たのがこの2本です。
やや大きいくらいですが載せることに
しました。

2012,3,4撮影

中沢の尾根のモミほか 

モミ1                        モミ2

スダジイ                                          .
静岡市葵区中沢

モミ1
目通り 1.95M
樹高 15.0M
標高 ≒320M

モミ2
目通り 2.55M
樹高 15.0M
標高 ≒355M

スダジイ
目通り 2.5M
樹高 10.0M
4本に分かれるスダジイは珍しいように
思う

台風4号が過ぎ再び暑さがぶり返して
きて、仕事で少し体が怠いので近場の
山に行くことにする。
このモミは最近よく行った県民の森の
帰り、中沢の手前から尾根を見ると2
本よく目立ったので以前より一度見に
行こうと考えていた木である。茶畑辺
りまで林道が付いているのも見える。
林道を10分ほど上がると終点で茶畑
がありここに車を止める。茶畑の脇に
山道が付いておりスギやヒノキが植林

された尾根道を登る。道があるのか
心配だったが、比較的道はしっかり
しており歩きやすい。
ある位置を下から大体目星を付けて
いたので、15分ほど登って巻き道の
分岐があった所で左の巻き道に少し
進むことにする。50Mほど進んだ時
であろうか、植林の中に何やら大きな
木が見えてきた。モミ1である。少し
くねっている。巨木というわけではな
いがマアマアという感じだ。この木の
5Mほど下には4本に根元から幹分
かれのスダジイが立っていた。
分岐に戻り更に尾根を登る。もう1本
のモミもそれほど離れていないはず
だ。10分ほど登った所に壊れた作
業小屋がありその先にモミ2は立っ
ていた。こちらのモミは下から見た時
モミ1よりやや小さく見えたが、来て
みるとこちらの方が太く直立でなかな
か堂々として立派なモミであった。来
てみないと分からないものだ。やった
という思いが湧き上がる。大木ゆえ植
林でも切られず、またモミの垂直分布
よりかなり低標高で貴重なものだ。今
までこのモミを見た人は少ないであろ
う。

2010,8,18撮影






アクセス
文中に記載

R27水遊び場付近から見える尾根のモミ 
右モミ1 左モミ2

更に200M西から2本ある尾根の200〜300M上に
もう1本のモミがあるのを発見。その内に見に行きたい。
(2010,8,25撮影)
咲いていた花々 登り初めの茶畑の脇の道に咲いていました
   
ヤブミョウガ 上から撮った所 これ1株のみ    コウシンヤマハッカ 花期は8〜9月       今野山の花を覚え始めました。成美堂出版
笹のような葉はテカリがあり長い茎に白い花を   沢山咲いていました 近縁のヤマハッカは花期 の「野草・雑草観察図鑑」や25年前の保育
多数付ける                         がもう少し遅いようです               社「高原と高山の植物」1〜4巻を参考にし
                                                            ています

モミ他を追加
 
モミ3                                モミ4
   
ヒノキ                                      このマークの上にモミ4とヒノキがあった

道は微かであるが意外にしっかりしている
モミ3
目通り 2.1M
樹高 25.0M

モミ4
目通り 2.5M
樹高 25.0M

ヒノキ
目通り 2.1M
樹高 20.0M

今日は近場で宿題であった8/25
に見えた更に上のモミの探索にや
って来た。
モミ3は前回見たモミ2の150M上に
立っていた。やや細く感じるが背が
高く上部は緩やかにカーブしている。
更に上を目指して登る。モミ3から3
00M程上がった所にモミ4が立って
いた。尾根の最上部に近い。太さは
モミ2とほぼ同格であり樹高が高い。
多分これが8/25下から見えたモミ
であると思われる。なかなか見付けら
れなくて半ば諦めかけた時だったの
で見付けた時は嬉しかった。

そしてこの50M先にヒノキが立って
いた。樹冠は枝が傘の骨のように密
集し垂れ下がっていて姿が美しかっ
た。自生か植栽か判断が難しいが
自生のような気がする。この付近は
尾根の西側が谷に向け切り立って
いてシイなどの常緑樹が目立つ。

2010,12,8撮影

アクセス
道は意外としっかりしていて歩きや
すい。危険な所はありません。モミ4
まではモミ2のところから30分位で
す。









林道則沢線道白平のヤマザクラ
 

看板にある大イチョウは枯れていて根元だけ残っていました

静岡市葵区北沼上
則沢 道白平

ヤマザクラ
目通り 2.4M
樹高 15.0M

今日は竜爪山にある沢の1つ則沢に
やって来た。自分でも不思議だがも
う1つの穂積神社に至る林道はそれ
こそ何十回と来ているがこちらは初
めてだ。どこまで林道が続いている
のかも知らない。
平山と則沢の集落を過ぎると沢沿い
に林道が奥に続いていた。20分ほ
ど上ると少し拓けた場所がありそこ
にやや大きなヤマザクラが立ってい
た。少し枝垂れていてシダレザクラ
かもと思ったがよく見るとヤマザクラ
であった。
その近くにお堂があって道白堂とい
うらしい。由緒によれば昔道白禅師
がここで修業をしたとある。私は全く
知らなかったのだが「平山」という地
名も宗教に関係があったと下の太平
山の説明看板に書いてあった。簡
略に説明すると「平山とは一説では
神体山すなわち山岳霊場、霊所を
意味する」らしい。
この林道はここから10分で終点であ
った。

2011,9,18撮影
咲いていた花々 いずれも林道
  
  ?                           ヌスビトハギ?                キバナアサギリ
              花は葉の脇に数個付ける

ハキダメギク 群生 最初はきだめで見つかったとか・・
熱帯アメリカ原産の帰化植物、戦後分布拡大
咲いていた花々を追加     ※9/30撮影 道白平の広場にはよく見ると野草が色々咲いていた
  
ノブキ                                              ?                             ?
別の沢の暗い林の登山道で 
  
?                              ウリクサ?                              ウリクサ?
  地面を這う様に咲いている               地面を這う様に咲いている                   左と同じ?丸い実。図鑑では実は楕円
  
タデ                      タカトウダイ 葉先に細かい花が蜜に付く           オオダイコンソウ?
有毒植物
  
カワラハハコ              オオアレチノギク                     ?
南米原産の帰化植物(大正期)

道白堂奥宮を追加
 
昨日則沢口旧登山道入口で会った則沢の農家の男性より教えてもらった道白堂奥宮(おくみや)を
見にやって来た。奥宮へは堂の50m上にクサリが付いている道を10分ほど這い上がる。ザレて倒木
も多く急斜面で歩きにくい。巨大な岩があり前面に鉄の網の扉がある。開けると中は洞窟があり
数えただけで12体の五輪塔が建っていた。禅師当時のものか不明だが供養塔と思われる。以前は
もっとあったと言うが不心得者が盗んだらしい。登り口には道標はなく地元の人しか知らない様だ。
2012,2,13撮影

長妻田の尾根のモミほか 簡単な登り
 
モミ                      ケヤキ

自生のスギ 目通り1.65M
  
北側の車道から見た尾根のモミ                 通信施設の横に車を止める         しょっぱなは崖の様な道、薄い道で登れない
ことはないが注意       ・        

モミの周りは植林帯ですが道ははっきりしている
静岡市葵区長妻田

モミ
目通り 2.4M
樹高 15.0M

ケヤキ
目通り 2.4M
樹高 20.0M
葵区上落合

以前この道を通った時東の尾根に
モミらしき大木が見えたのでやって
来た。
道が大きくカーブした通信施設の
横に車を止める。登山道を捜すと
まず巻き道が見えたのでこれを進
む。丁度集落の東側の道で平行
に付いている。150Mほど行った
所に斜めに尾根に向かう道があっ
たので進むが、昼なのに全く暗い
道だ。比較的よく踏まれている。
10分ほどで尾根に着いた。
尾根はスギ・ヒノキの植林帯で暗い
が道は昔馬に曳かせて材木を下
ろしたのか抉れていて思ったよりよ

い道であった。しかも送電線の点検
に時々来るのか比較的踏まれてい
る。
少し下った所に下から見えたモミで
あろうスッと立っていた。
その後尾根を上の方にすすむ。15
分ほど登ると太くはないが自生であ
ろうなかなか堂々としたスギが1本
立っていた。その上は尾根の頂上
で大木はなかったので引き返す。
モミ見学の後これも以前通った時
東の尾根にモミらしき大木が見え
た上落合に向かう。確かに尾根に
2・3本のモミらしい大木が見えた
がルートを見付けることはできなか
った。時間も夕方になり暗くなり始
めたので機会があれば次回に回す
ことにした。橋のたもとに蔦の絡ま
ったケヤキを発見。

2011,12,2撮影





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