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北山のエノキ(富士宮市)
富士宮市北山
前島さん宅

エノキ
目通り 3.0M
樹高 15.0M
樹齢 150年 推定

昨年西富士道路を本栖湖から下って
くると、道路左の民家に大きな木が見
えたので今回探しにやってきた。
昨年は緑の葉を付けていたが今回通
ると落葉していた。サクラかエノキか

インターを下り側道を北に進むとお目
当ての木は直ぐ見つかった。
門をくぐり木の側に行くとエノキであっ
た。庭にご主人がいたのでおうかがい
することにした。前島さんでこの辺りは
皆前島さんだそうだ。
エノキは材ももろく余り価値がない、そ
して上の枝が伸びすぎたのだろう、大
石寺の庭師にクレーンで枝払いをして
もらったそうだ。そうでなければ樹高は
20Mはあっただろう。
私が樹齢は150年で明治の初め頃で
はないか、これだけのエノキが民家に
あるのは珍しいのでといい、写真を撮
らせてもらいたいというと、2台の車の
内1台をわざわざどけてくれた。ご先
祖が植えたこの木をこれからも守って
ゆくに違いない。

2012,1,28撮影

県下一のヒヨクヒバ(富士宮市)
 
株立ちの様子                         庭から撮す
富士宮市原
土橋さん宅

目通り 7.0M
樹高 8.0M

天子の森と田貫湖に行く途中偶然
見付けました。
道路から写真を撮った後、家の方
に木のことを聞きたいと思い庭に回
るとご夫人が出てきてくれお話をう
かがうことができた。はっきりはしな
い様だが樹齢は300年くらいの様
だ(私もそう思う)。根元の上から数
えてみると8本の幹が林立してい
る。その代わり樹高は低い。この木
を植えたご先祖様が最初から盆栽

風に仕上げた様だ。外見気が付か
なかったが、幹の中央に落雷で開
いたウロがあり、以前子供がこの穴
に入って出られなくなり足台を入れ
てやっと脱出したそうだ。
県下一と思われるヒヨクヒバゆえ市
から天然記念物の話はなかったか
聞くとないという。以前大石寺より
庭園に植えたいのでゆずって欲し
いとの話があったが断ったそうだ。
指定はなくとも隠れた天然記念物
と言うところである。

2012,4,5撮影

アクセス
曲がる角にシェルのスタンドがあり
ます。

田貫湖のコナラ(富士宮市)
 
全景                             近景
 
根元
富士宮市猪之頭
田貫湖南岸

コナラ
目通り 4.0M
樹高 20.0M

野鳥の観察を始めて今年は田貫湖に
4度来ている。今日は湖を1周しようと
考えている。
南岸の駐車場に車を止め右回りで歩
き始める。丁度「ふれあい自然塾」の
前に大きなコナラが立っていた。
田貫湖はかなり手が入って桜などの
植栽も行われているが、このコナラは
多分自生の物であろう。田貫湖で一
番大きな木だ。
田貫湖は公園化してキャンプやへら
ブナ釣りで訪れる人も多い様だ。
この日も平日ながら多くはないがそれ
らの人や散策、ジョギングなどの人が
いた。

2012,5,11撮影

アクセス
周囲4キロほどで1周1時間、丁度よ
い運動になる





紅葉のコナラを追加
赤く紅葉したコナラが綺麗です(2012,11,27撮影)
富士山を追加

少し雲がある方が趣があります(南岸テントサイトより)
2012,9,11撮影
雪化粧の富士山を追加 2012,11,27撮影

大沢崩れの切れ込みがものすごい 左の紅葉の木はトウカエデ(原産地中国、植栽)

山頂(測候所) 本日12時の山頂の気温−18.5度 超望遠で撮す

山頂(左)付近の雪煙 超望遠で撮す(この写真のみ西富士道路から)

小田貫湿原のヒノキ(富士宮市)
 
       全景(以前の写真はボケていたので差し替え9/4)         
 
池です                             木道です
富士宮市猪之頭
小田貫湿原

ヒノキ
目通り 2.0M
樹高 10.0M

「小田貫湿原」は名前は知っていたが
田貫湖のついでに時間があったので訪
れた。
看板があり駐車場に車を止める。初め
てなので勝手が分からないが、案内に
従って歩き始める。
最初は樹木の生えた遊歩道であった
が東屋の先は湿原が広がっていた。「
広がっていた」と書くとものすごく広い
様に思うかもしれないがそれほど広く
はない。どちらかというと狭い。
その湿原の取っ付きにこのヒノキは立
っていた。大きくはないが姿形が美し
いので載せることにした。自生か植栽
か不明だが自生の様な感じがする。
湿原はまだ春が始まったばかりでどち
らかというと「殺風景」だ。この湿原は
夏がいいのかもしれない。ただ1羽カ
ルガモが池に来ていたが逃げて行っ
てしまった。

2012,5,11撮影

アクセス
1周30分


湿原の花々を追加

色々な花が混じっています

アサマフウロの群生
アサマフウロはフウロソウの中で最大で赤紫色の丸味を帯びた花は特に艶やかだ

サワギキョウの群生
8月下旬から9月にかけて沼や湿原に咲く。静岡県では他にどこに咲くのでしょうか?絶滅危惧種

ユウガギクの群生
花弁が垂れ、花心が黄色い

群生(名前が分かりません)
ユウガギクと微妙に違います。花がお椀の様に上に反り返り、花茎がピンと立っています
9/1韮崎市の甘利山に行った際、その
中腹にある椹池にサワギキョウが咲いて
いた。サワギキョウは看板で知ったのだ
がどんな花なのか見るまでは全く知らな
かった。椹池は直径100m程の池で半
ば沼化している。その岸に近い島にサ
ワギキョウは紫色の丈の高い花を咲か
せていた。しかし写真を撮ろうとしたら
電池切れになってしまった。
今日はその写真を撮ろうと甘利山に行
く途中、静岡県にもどこか咲いていない
かと思案したが、椹池の環境を考えて
田貫湖の北の小田貫湿原が今春行っ
た時の印象から思い浮かび寄ることに
した。
小田貫湿原はキャンプや宿泊で賑わう
田貫湖の直ぐ北にありながら小さな湿
原だ。来る人も少ない様だ。木道が付
いていて10分も歩けば湿原を抜けて
しまう。春に来た時はまだ冬景色に近
く全く殺風景であった。看板に色々な
花の名前が書いてあったが、来るまで
は半信半疑であった。
一番北の道路脇に車を止め木道を歩
き始める。するとすぐ紫の花が目に飛
び込んできた。アサマフウロだ。初め
てみる花でその鮮やかな色に目を奪
われた。その先には白いキクの様な
花の群生。その先に目的のサワギキ
ョウが咲いていた。椹池で写真は撮
れなかったが見ていたので直ぐ分か
った。まさか”ここにもあるのではない
か”と思っていたが”正夢”となったが
最初は信じられなかった。
小田貫湿原は古富士の上に新富士
の泥流が堆積した低層湿原とあるが
この狭い中に高密度の植生があり静
岡県にとって貴重な自然区域であろ
う。夏休みが終わったとはいえ来る人
もなく忘れ去られた様な湿原になっ
ている。地元の一部の人以外には
知られていないのが少々残念な気
がしてならない。

2012,9,4撮影

※「野の花 山の花」も併せてご覧を!
富士山を追加

まだまだ日向は暑いのですが富士山にもどことなく秋の気配が感じられる一枚です(小田貫湿原横の道路から)
2012,9,11撮影

岩本山公園のタブノキ(富士市) 
富士市岩本
岩本山公園

タブノキ
目通り 3.0M
樹高 15.0M
シロタブの可能性あり

岩本山は富士市の西にあり、その直ぐ西
には富士川が流れている。私が住んでい
る静岡市に例えれば差詰め日本平という
所であろうか。地元ではないので詳しいこ
とは分からないが天気の良い日は富士
山が良く見え春のウメ・サクラの時期には
多くの人が訪れるに違いない。私は残念
ながら今回で2回目だ。最初は今から10
年位前に来たような気がする。
来てみると山麓は茶畑で茶の山地であ
る。駐車場には結構車が止まっていて家
族連れや犬の散歩の人、散歩の人など
とすれ違う。勝手が分からないので遊歩
道を適当に歩く。山頂の西にはちょっとし
た雑木林がありベンチもあって富士川を
眺めながら一休みする。
起伏ある山頂付近に公園はあって自然の
雑木林も適度に残されていてちょっとした
気分転換にはもってこいの様な気がした。
ただ残念なのは近くに射撃場があり時々
その音が聞こえてくることだ。
このタブノキは梅園近くの雑木林で見付
けたものである。

2012,10,24撮影
タブノキをもう1本追加
目通り 4.5M
樹高 15.0M

このタブノキは正面の管理棟の右後
50M程の所に立っている。
根元からすぐの所から何本かに幹が
分かれ盆栽風で姿形が美しい。
小山の上に立って植栽のようにも見え
るが元々自生の物を公園整備の時少
し手を加えたのかも知れない。





2014,1,28撮影










雪景色の写真を追加  2014,2,9撮影

野鳥観察に訪れたら何年振りかの大雪で約10p積もり真っ白の銀世界でした。日曜日でもあり喜んだのは子供。広場で雪合戦やら雪遊びに興じていました


梅園は白の梅ならぬ白の雪。富士山が枝間からチョlピリ覗いていました

丸火自然公園の溶岩樹型(富士市) 
 まるび

富士見ケ池の脇にある溶岩樹型

初めての人は管理人がいる丸火自然館に聞くのが良いだろう


丸火自然館で頂いた地図です(表・裏)
※道標も所々にあるので地図無しでも歩けるがあった方がより確かだろう
 
溶岩洞穴(かなり入った所にあります)                        メインの桜並木の道

ほとんどがこのようなコナラの自然林です
道が付いているのが分かりますか?
  
溶岩塚は分かりませんでした                       富士見ケ池です(意外と分かりずらかった)
富士市大淵
丸火自然公園

人間いくつになっても知らないことは多いもの
だ。いや知っていることの方が少ないといって
もいいだろう。
同じ静岡県に住みながらこの場所も初めて
だ。静岡市の麻機遊水地で野鳥観察をして
いた時会った人に教えられた。カケスをここ
で撮ったというのでやって来た。
R24の大富士GC(この前は何度も通ったが
)を十里木の方にすすむと入口案内看板が
立っていた。そこを公園の方にしばらく進む
と又看板があり上の方にすすむ。その先に
丸火自然館があり看板を見ていると人が出
てきて野鳥のことを聞くと地図を渡されずっ
と上の方がいいという。
上の駐車場に車を止め歩き始める。この道
はメインの道らしく桜が植えられている。シ
ーズンには綺麗だろう。周りは全てコナラを
主体とした自然林だ。後で看板を見て気が
付いたことだが、この「自然公園」はいまか
ら40年ほど前に造られ広さは100haあると
いう。1万年前に始まった富士山の新しい噴
火活動により長い歳月をかけて形成された
斜面にある。メインの道以外は登山道だ。
溶岩洞穴の道標があったので見ることにし
たが桜並木からかなり入ったところだった。
一番上までいってひき返してくる途中、自
然保護員の腕章を付けた人に出会った。
野鳥のことなど色々話したが、印象に残っ
たのは「自然は書物では学べない」という
こと、「自然」が分かるには時間が掛かるこ
とその為富士市では小学校6年になると
公園の中の宿泊棟に2泊3日で自然を学
ぶ体験をすること、また「まず先生が自然



を理解しなければいけない」と話されたこ
とだ。私も全く同感だ。静岡市の麻機遊水
地に静岡市が「自然公園」を造ろうとして
おり今は私一人で反対していると話した。
「あなたの様に本当に自然を分かってくれ
る人が来てくれるといいのだが」と言ってく
れた。計画を推進している静岡市や県の
職員にまだ来たことがないなら「本当の自
然」を学ぶため是非来てもらいたいものだ。
「溶岩樹型」は最後に訪れた富士見ケ池
の脇にありました。この上の方にある裾野
市の東臼塚の「溶岩樹型」(既報)とは時
期が違うようです(地図に載っていないの
は残念)。

2012,11,19撮影

アクセス
私が歩いたのは約2時間です(半分位
かもしれません)




猪之頭のコナラ(富士宮市)

田貫湖からの進路を赤線で付けています
富士宮市猪之頭

コナラ
目通り 2.0M
樹高 15.0M

この木は11/20に前を通った時に気が
付いたのだが今日よることにした。
空き地の奥に立っていて道路からもよく
みえる。近づいてみると単幹のコナラで
姿形も良い。まだ紅葉の葉をかなり付け
ていた。単幹のコナラとしては大きい方
なので載せることにした。

2012,11,27撮影

アクセス
田貫湖から車で15分ほど




入道樋門公園のヤブツバキ(富士市)
 にゅうどうひもん
 

樋門とは用水の取水ないし排水の暗渠=ゲートをさす

私の早とちりで「由緒」がないと前回書きましたが下記の様な立派な石碑が
すぐ横の公園の一角にありました。新入道樋門は平成12年に完成され以前
の入道樋門と田子浦樋門は一緒になったようです。
いわゆる「入道」とはこの碑を見ると東に流れる「入道川」から来ていて、また
北には一級河川に昇格した早川が流れていると記されています。
(2013,4,5撮影 4,6記)





深紅の綺麗な花を付けていました(3/17撮影・追加)







,昭和28年完成の田子浦樋門の碑(今際は碑のみ)
富士市川成島
入道樋門公園

ヤブツバキ
根回り 1.5M
樹高 10.0M

静岡市の麻機遊水地で会った方より
野鳥の「オナガ」が富士市に多いとい
うのでやって来た。更に近くのお寺で
会った方が海岸の入道樋門という所
に夕方群れで集まっていると言うこと
でここまで来た。
来てみると小さな公園ながらトイレもあ
り犬の散歩の人や海の見学の人など
結構来ている。
付近は防波堤を越えれば直ぐ海で、
松林が広がっている。しかし聞いた話
では2011年9月の台風15号が付近
に上陸し松がかなり倒れその時は倒
木で道が通れなかったそうである。
今は倒木地に新たに幼木を植栽して
いるが元の風景に戻るにはかなりの
年月が必要であろう。
目の前の川にはかなりの水鳥がいた
が、お目当ての「オナガ」は夕方1羽
を見たきりで撮影はできなかった。思
うに台風15号の後遺症で松林や森の
環境が変わってしまった為「オナガ」も
ねぐらを移してしまったのかも知れな
い。
このヤブツバキは公園の入口に立っ
ている。木としては巨木でもないがヤ
ブツバキとしてはこれ位になるのはそ
う多くはないと思う。樹齢も150〜200
年位は経っている可能性がある。

2013,2,16撮影

広見公園駐車場のエノキ(富士市)
 
根元は完全に分かれている様に見えるが根は繋がっていると思われる                        近々さくらまつりの大看板
富士市広見?
広見公園

エノキ
目通り 4.2M
樹高 15.0M
目通りは左2.4M、右1.8Mの合計
樹齢は150年前後か?

野鳥観察で訪れた。
この公園があるのは西富士道路を通る
際何度と無く気が付いていたが、訪れ
るのは初めてだ。
来てみてかなり広い公園であることが
分かった。ほぼ一周してみたが散歩や
犬の散歩の人など多くの人が訪れてい
た。
この場所は古墳時代?に墓地だったと
ころを公園化した様で遺跡の跡も見るこ
とができる(出土品は歴史民俗資料館
で)。また古建築なども移築されている。
このエノキは駐車場の所に立っていた。
左右2株の株立ちだが根は繋がってい
て多分1本だろう。大木ゆえ伐採を免れ
残されたと思われる。

2013、3,4撮影

アクセス
広見ICより1分