韮 崎 市

永岳寺の大カシ

韮崎市大草町下条西割字大関6
永岳寺

S34,2,9県指定
シラカシ
目通り 4.5M
樹高 25.0M

上にスラッと伸びたカシである
アクセス
52号より10分



2000,12,21撮影

武田神社の社叢

スギ

シラカシ

イロハカエデ
韮崎市神山町北宮地1185
武田八幡宮

市指定天然記念物 出所100選
スギ 
目通り 6.3M
樹高 34.0M
まず目を引くのは入口山門両脇にある
2本のスギである
御神木は本殿裏に聳えている

シラカシ
目通り 3.7M
樹高 41.0M
目通り2.0Mのものが何本かある

イロハカエデ
目通り 1.5M位のものが本殿てまえにあり
紅葉真っ盛りであつた。中段左
アクセス
R20より車で10分
本殿は1541年の築造で国の文化財











2001,12,2撮影

北宮地のサカキ
韮山氏北宮地
武田八幡宮手前右

市指定天然記念物
目通り 2.0M
樹高 8.0M

一石百観音石像を見ていたら後ろの
畑に変わった木があるのに気づき
近寄ってみたら市指定の杭が立って
いた
アクセス
武田八幡宮隣
すぐそばに江戸時代の一石百観音石像が
ある。1カ所で100カ所巡ったと同じ効果?
があるそうである。他の場所から移されて来
たものである

また旭バイパス白根町寄りにに干し柿を吊
した風物詩を見ることができた


2001,12,2撮影

苗敷山のアスナロとモミ林 

モミ

アスナロ

コウヤマキ

富士が見え甲府盆地一望の山梨一
のパノラマ


甘利山と千頭星山



韮崎市旭町上条南割3398
穂見神社奥宮

モミ純林
県自然記念物
山梨森林100選
本殿を取り囲むように生えている
目通り 4.5M 最大
樹高 30.0M 最大

アスナロ
県指定天然記念物 S34,2,9
目通り 4.0M
樹高 33.0M

コウヤマキ
市指定天然記念物
目通り 4.5M
樹高 30.0M

アクセス
韮崎市より甘利山公園線に入り
かなり上ると看板がでてくる。この
左に舗装していない林道がある。
なんの標識もないがこれが旭山
林道である。途中に恩賜林の看板
がある。更に行くと丸太が積み上げ
られた所があり、道が分かれる。右
は行き止まりである。何の看板もな
いが左に10分ほど行くとモミ林の
看板があり、その先に穂見神社の
奥宮が見えてくる。
本殿は1736年に造られた権現造り
で市の文化財である。古さを感じない
見応えのある建物である
今は礎石しかないがこの神社の中に
真言宗法善寺の末寺があり、明治の
廃仏毀釈まで山岳信仰で栄えたそう
である。階段下に元禄の銘の灯籠が
あった
私がここをイチオシにしたのは、木も
さることながら、富士山が見え甲府盆
地が手に取るように見える山梨一の
パノラマである。西には甘利山、千頭
星山、鳳凰山が見える。
ここにベンチがあり二本のヤマザクラ
が植えられている。多分五月に満開
となると思うがもう一度来て半日位昼
寝をしてみたい。真言宗は景色のよ
い所を好んで修行の場所とするようだ。
静岡県掛川市の奥に大尾山顕光寺
という所があるがここも景色がよく同じ
ようなベンチがおかれている
こんないい所は人には教えたくない
が・・・ということか、看板が1つもない!

旭山林道入口手前の道路上をサルが
1匹歩いたいました

100選に徒歩20分とあるが車で行け
ます(注)

2001,12,19撮影



ベンチの横のヤマザクラが満開では
と来てみたが1000Mのこの地では
まったく未開花であった

(注)
丸太の所から入る道の入口にゲートが
あり、前回社殿まで車で行けるとしまし
たが徒歩20分です。ヤマザクラまでは
10分。但し運良くゲートが開いていれ
ば車で行けます

この日穂見神社のお祭りとかで里より
10名ほどが集まり祭礼が行われたそ
うです

2002,4,14撮影

今日は満開のサクラを見れるだろうと
やって来ましたが既に遅かった
葉の間から白い花が見えましたが
写真には写ってないようです
双眼鏡ではよく見えましたが・・・
4/14から今日までの間に花が咲き
散りました。満開は4/20前後と思わ
れます。ここの木は周りに比べて少し
早いようです
写真左は100Mほど上のサクラですが
木にも個性があってこちらはほぼ満開
でした。
残念!来年またこよ〜っと・・・

2002,4,25撮影

王仁塚のサクラ  
わにづか
韮崎市神山町武田346

市指定天然記念物  H1,1,19市指定

エドヒガン
目通り 3.4M
樹高 17.0M
樹齢 200年 推定


前夜車中で一泊し朝7時頃現地に着く。
畑の中に凛と美しいばかりに輝いていた

車を木の近くに止め写真を撮ろうとした所
50M位先からじゃまだからどけろの声、
すぐ行くのでと答えて5分ほどで去る。
まさかこんなに早くから5名ほどのカメラマ
ンがいようとはつゆ知らず車を止めたので
あるが・・・こちらは4〜5枚デジカメにと
れば終わりなのだが、ちょっとでも止めよ
うものなら大声を出されるのには興ざめ
である。そう言えば今日本村の関のサク
ラで会った1人のカメラマンも撮影に夢中
で声をかけてもうわの空であった。人の趣
味にとやかく言うつもりはないがカメラマン
にはこういうタイプの人を時々見かけるの
は残念だ。小さな花を愛でるように人にも
愛情を注いでもらいたい。人とのちょっと
したふれあいも旅に花を添えるものでは
ないだろうか

アクセス
武田神社より車で5分
日本武尊の皇子武田王を葬った塚と
伝えられている


2002,4,3撮影
満開をちょっと過ぎたところか


盛夏の「わに塚のサクラ」

説明看板

ミンミンゼミがしきりに鳴いていました

サクラの木の下に広がる水田の向こうには「日本百名山」の作家深田久弥の
終焉の山茅ケ岳が見える

茅野市の「高部の傘松」の見学の帰り、R20を上り韮崎から農面街道に入る。
武田神社の近くに来た時水田の中にサクラは一際目立って立っていた。
2002年の訪問から8年振りの再会だ。やや枝垂れた枝には深緑の葉をたを
やかに付けていた。樹勢はすこぶるいいと感じた。これから200〜300年は
我々を楽しませてくれるだろう。変わったという点は木柵が張り巡らされたこと
であろうか。

2010,8,10撮影



宮久保のクヌギ

100M北のクヌギ 目通り1.5M
韮崎市穂坂町宮久保4038
横森幸則さん宅

市指定天然記念物 出所100選P44
幹周囲 4.1M最大
樹高 20.0M
樹齢 200年

訪れた時たまたま横森さんのおばあさ
んが木の周りを掃除していたので話を
聞く人ができた。歳は85才でしたがまだ
まだお元気でした
蚕に使ったのですかと聞くと主人も息子も
大工なので使わなかったそうであるが、
その前は農家だったそうなので繭を作る
農具として木を使ったようである。自分が
嫁いできたときも今と同じ大きさで変わら
ないそうだ。夏になるとうるさいというので
何がと聞くと町から(韮崎市あたりらしい)
子供がカブトムシを採りに来て木に登るそ
うである。しかしスズメバチがいて危険だ
そうである
根元に切株があったので聞くとフジキと
いう木で、6年ほど前家を造るとき邪魔に
なったので切ったそうである

2002,4,26撮影

甘利山と千頭星山のカラマツ 
           せんとうぼし

カラマツ5(最大)
 
カラマツ1                              カラマツ2
 
カラマツ3                      カラマツ4
 
カラマツ6(幹が2本見えますが後ろにもう1本)               左・千頭星山        右・大西峰        右端・奥甘利山

駐車場の案内図を一部掲載

 
駐車場及び登山口                           小字沢林道
 
登り始めです。木の階段が付いています                         しばらく行くとサラサドウダンの古木
 
高山植物の咲く木道を通ります                       頂上が近づいてきました

緩やかな山頂付近の草原と木道

高山植物の群生地
 
盆栽風のダケカンバ                                       山頂です
 
奥甘利山の道は一端下り登り返します
 
カラマツにササ、マルバタケブキが目立ちます
 
                                               大西峰途中のカラマツ植林帯です

道は捲いています。その急斜面にカラマツ、シラビソが植林されています
根元に鹿の食害を防ぐために帯が巻かれています
 
シラビソに付いた雄シカの角の跡                大西峰を過ぎるとなだらかな笹原が1q以上続きます
自然保護員の説明では熊ではないそうです。熊はもっと高いところに爪痕のみ目印に付けるそうです                                       ・

隠れていますが千頭星が近づいてきました。最大のカラマツもこの近くに立っていました
 
山頂近くのマルバタケブキの群生地                                山頂はカラマツに囲まれて
                                              午前は南アルプスが見えたそうですが、午後は雲に隠れてしまいました
椹池のくり王ほか
 
くり王                                   根元の説明文
 
カジカエデ(幹径1M)                      ウラジロガシ(径0.55M)
 
ツガ                                      椹池全景
                                          サワギキョウは右の島に咲いています

そのサワギキョウです
韮崎市旭山上條北割
甘利山・千頭星山・椹池

カラマツ5(最大)
目通り 3.0M
樹高 10.0M

カラマツ6(山頂)
目通り 2.1M
樹高 10.0M

くり王(クリ)
目通り 2.7M
樹高 15.0M
椹池

ツガ
目通り 2.4M
樹高 20.0M
甘利山神社より500M上の林道沿い

北杜市の江戸時代の朝穂堰(あさほせぎ
)の見学と併せ一泊でやって来た。
甘利山は6月下旬のレンゲツツジで有名
であり、また千頭星山はロマンチックな名
で、いずれも山梨百名山だ。
甘利山には何十年か前よくは覚えていな
いが来て椹池の山荘に泊まった様な気が
する。また樹木の見学以降はこのページ
の前にもある様に10年ほど前途中から分
かれる旭山林道奥の穂見神社奥宮に2〜
3度来ている。
夏の終わりであるが未だ下はかなり暑い。
林道を上がり駐車場に着く。ここまで来る
と流石涼しい。車も2・3台止まっているだ
けだ。天気も上々。
甘利山まで標高差100Mほど、階段の緩
やかな道が付いている。道の周りは一面
ササで所々にカラマツが生えている。そこ
を抜けると草原になり高山・亜高山の植物
が夏の名残とばかり咲いている。一番多い
のはヤマハハコでハクサンフウロが所々に
そしてマルバタケブキの黄色が目立つ。
そんな花を楽しみ写真に撮りながら山頂を
目指す。僅か20分くらいで山頂に着いてし
まった。レンゲツツジの咲く6月は大勢の人
で賑わうという。天気さえよければ南に富士
山を望めるはずだが生憎だった。
行けるかどうか分からないが予定の千頭星
を目指す。ここからは道も細くなって本格
的な山道だ。花も殆ど咲いていない。目立
つのはマルバタケブキだけだ。それでも咲
いていれば心が弾む。奥甘利山を過ぎサ
サが生えカラマツが植林された急坂を登
る。道がやや捲き加減付いているのでそれ
でも助かる。
この急坂を登りきると大西峰といって笹原
のなだらかな尾根に打って変わる。あとは
道成に散歩気分で進めばよかった。ササ
が多くて高山植物はチラホラ、代わりに今
日一番のカラマツが立っていた。径は1M
近い。植林のカラマツもあるがその違いは
一目瞭然で植林のものはスラッと伸び下
枝がない。原生のものは無骨でその分味
わいがある。
最後はやや急ではあるが大したことはな
い。山頂はカラマツに囲まれた静かな所
だった。ここにもやや太いカラマツが1本。
途中で会った老人が大ナジカ峠に行く途
中に南アルプスの眺望地があると教えて
くれたのでしばらく進んだが霧で無理だっ
た。あとは来た道をゆっくり返すのみだっ
た。

9/4前回電池切れで撮影できなかった
椹池のサワギキョウを撮ったあと、市の
パンフに載っていたタマガワホトトギス、
ウメバチソウ、マツムシソウを撮ろうと甘利
山を一周した。タマガワホトトギスは撮れ
なかったので下りてくると駐車場に自然
保護員の老人がいて、どこに咲いていま
すか?と聞くとわざわざ200M先の咲い
ているところまで案内してくれた。昨日ま
で咲いていたと言うことだったが、一日
違いで鹿に食べられてしまったという。別
の場所に行ったがそこは網で囲われたと
ころであったがそこには株がなかった。
聞くとシカによる高山植物の食害がひど
いので全くのボランティアで網を張ったり
しているそうである。市の援助もなさそう
だ。こんな個人の力による地道な努力に
よってかろうじて維持されている様だ。大
いに心で感謝してまた来年も来ることを
約束した。

2012,9,1及び4撮影

アクセス
ゆっくり歩いて往復5時間半でした。危
険な所はありません。
冬季閉鎖あり 11月上旬〜4月下旬
※「野の花 山の花」も併せてご覧を!

穂坂自然公園のコナラ
 
地上1M辺りで2股に分かれる。下記地図でGとHの間

駐車場の案内図の一部を掲載。歩いたのは@を起点にABCDEFGHまでほぼ全周、所要時間90分程度

公園の半分はマツ。F付近。太いものは径60p位ありました

その下はコナラなどが混じる

駐車場と事務所のあるところ
韮崎市穂坂町柳平
穂坂自然公園

コナラ
幹周囲 3.0M
樹高 15.0M

かなり当てのない旅で茅ケ岳の深田久
弥の記念碑でも見ようかとR27を遡る。
柳平という所に来ると穂坂自然公園の看
板が。マップルも見ていたがどういう訳か
この公園は載っていなかった。最近野鳥
観察に凝っているので何かいるのではと
寄ることにした。
駐車場に車を止めて車道を少し上に歩く
と公園の登り口@があったのでここから登
る。すぐアカゲラかアオゲラの鳴き声がし
た様に思ったが姿は見えなかった。道は
緩やかな尾根に付いていて殆どアカマツ
林だ。自生か植栽か分からないがこれだ
けマツがあるところも珍しい。ずっと松林が
続く。30分ほど歩くと富士の見える展望
地があったが生憎霞んで見えなかった。
その上はコナラなどの灌木も出てきて混
じる。上の尾根が見えてきたのでそこま
で行こうと思ったが、Fの所で道はUター
ンして下に下っていた。Fから近くに見え
る尾根への道はみつからなかった。それ
からはなだらかな道を下ると駐車場の下
のHに出た。
自然公園と言うよりハイキングコースと言
う感じの公園であって、マップルにも載っ
ていないそれは静かな静かな公園で体
力的にも丁度よかった。

2013,4,5撮影