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小笠原のクヌギ |
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北杜市明野町(あけのちょう)小笠原
大穴隧道を韮崎市側から抜けて最初の分岐を下に100m
クヌギ
目通り 2.0m
樹高 7.0m
最初2幹に分かれ、次ぎに1本が2幹に分かれ、盆栽風
樹齢は100年は経っているものと思われる
この村は平成の大合併で北杜市になりました。1639年(寛永16年)着工の浅尾堰
を見たいとやって来た。(詳しくは「やまなし歴史散歩」をご覧下さい)
その途中でこの木を見付けました。凄く盆栽風の形をしています。自生と思われます。
その道に面した切られた幹の近くに国蝶オオムラサキが樹液を夢中になって吸って
いましたのでしばらく観察しました。オオムラサキは今から40年ほど前韮崎市の北の
R141沿いや身延山北の杉山という辺りにはおびただしい個体が飛んでいるのを見
たことがあります。しかし最近は木が切られたりして見たことはありませんでした。何十
年かぶりに見て嬉しくなりました。
2012,8,31撮影 |
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クヌギの樹液を吸う国蝶オオムラサキ(雌)
日本最大のタテハチョウで雄は紫に輝く光がある。9月に入りもう時期的には凄く遅いのであるが2匹が樹皮の割れ目の穴に口吻をさして夢中
になって吸い私が近くによっても逃げようとはしなかった。大きく膨らんだお腹に卵を一杯詰めて近々産卵して短い一生を終わってゆくのだろう。 |
上手宇波刀神社のヒノキ
じょうず うわと |
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北杜市明野町上手(じょうず)
いわゆる「北組」といわれるところ
スギ
目通り 2.7M
樹高 20.0M
「山梨県の歴史散歩」(山川出版社P191)に「道祖神」があると載っていたので、2番目
に訪れたのがここである。総合支所前の交差点を南から左折しスズキの看板のある自動
車販売会社を左折し300M行ったところに神社はあった。マップルには載っていない神
社で分かりづらい。
本当に小さな神社で社殿を囲む様に何本かのスギやヒノキが立っている。その入り口付
近に立つ最大のものがこのヒノキである。
2012,8,31撮影 |
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浅尾新田浄居寺のモミ、ツガ |
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北杜市明野町浅尾新田
浄居寺
モミ
目通り 2.1M
樹高 20.0M
ツガ
目通り 1.8M
樹高 15.0M
3番目に訪れたのがここである。浄居寺は前出の本によれば当時の代官
平岡次郎右衛門の墓と頌徳碑があるというのでやって来た。次郎右衛門
は村普請で造った堰の農民の賦役を税と認めて免除したという。その為
今でも”神様”の様にあがめられている。
本殿の裏には立派な庭園があり、その墓地への道にこのモミとツガは立っ
ていた。
2012,8,31撮影 |
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